金曜日から放映が開始されるパフィーのアニメ番組『HI HI PUFFY AMI YUMI』が今日のニューヨーク・タイムズ紙のアート特集欄でかなり大きく紹介されている。結構注目されているみたいだ。まあニューヨーク・タイムズなんて読んでる人が子供向けアニメなんて見るとは思わないから、これが直接番組の人気に直結するわけではないんだけど。
記事の内容を適当に要約すると、
・カトゥーン・ネットワークのバイス・プレジデントがパフィーの『ブギウギNo.5』のビデオを気に入ったことからこの番組は企画された
・番組のターゲットは6歳から11歳の子供で、完全にアメリカのマーケット向けに制作される
・アニメ化された二人のセリフはアメリカ人の声優がしゃべる。ただし番組中の楽曲や二人自身のトークは日本語のまま放映する。英語なんて出来なくてもオッケー
・日本のポップは浜崎あゆみやモーニング娘。のように大袈裟なバラードや異常にハイなダンスミュージックばかりだけど、パフィーは普遍的なロックなのでオッケー
こんな感じ。
でもこの記事で注目すべきは「ピンクレディーは健闘したものの、坂本九のスキヤキ以来、日本のポップスはアメリカでは成功していない」という感じの記述があるところ。つまりUTADAは既に無かったことになってるんだな。本当、UTADAの数億円のプロモーション費用ってどこに消えたんだろう。PUFFYのほうがよっぽど上手くやっている。